新学期が近づくと、「そろそろ塾を考えた方がいいのかな…」と悩む方も多いのではないでしょうか。
特に個別指導塾を検討している場合、「体験授業って何をするの?」「どこを見ればいいの?」と不安に感じますよね。
さらに、
「うちの子は勉強が苦手だけど大丈夫かな…」
「体験でついていけなかったらどうしよう…」
と心配になる方も多いと思います。
結論から言うと、体験授業は学力を測る場ではなく、お子さんに合う環境かを見極める場です。
この記事では、個別指導塾の体験授業で実際に何をするのか、そして失敗しないためにチェックすべきポイントをわかりやすく解説します。
個別指導塾の体験授業で何する?
初めて個別指導塾の体験授業に行く際に、子どもはもちろん感じると思いますが、通わせる親としても何をするのか気になるところですよね。
このセクションでは、私自身が勤めている個別指導塾の情報も踏まえて、体験授業で何をするのかを紹介していきます。
現在の学力チェック(ヒアリングや簡単な確認)
体験授業の最初に行われるのが、学力や状況の確認で、授業をする前よりも前に面談を行います。
現在の学力チェックといえど、いきなり難しいテストをするわけではなく、
- 学校の進度
- 得意・苦手科目
- 最近のテスト状況
などをもとに、「どこでつまずいているか」を探っていきます。
ここで大切なのは、「できる・できないの判定」ではなく、“どこから教えれば伸びるか”を見る時間だということです。
実際の授業を体験
面談にて授業内容などのヒアリング後に実際の授業を体験します。
私の勤務している地域密着型の個別指導塾では、完全1対1で体験授業を行っているため、お子さんの理解度に合わせて、かなり細かくペース調整が可能です。
実際に来られるお子さんは、
- 勉強が苦手
- 学校の授業についていけていない
- 基礎からやり直したい
というケースが多く、最初からスムーズに進むとは限りません。
ここで見るべきなのは「できたかどうか」ではなく、“どう教えてもらえたか”です。
例えば、数学の体験授業だった場合は、学校の進度に合わせた内容に取り組みます。
先の内容よりも今までやってきた内容を1つ選び、問題を解いてもらう→講師側が解説を行うといった内容で授業が進みます。
先生が1人でペラペラと解説してお子さんが解き直すパターンの場合は要注意です。
個別指導塾の体験授業に来ているのだからこそ、生徒に合わせて少しずつ解説をしてくれたり、図式に一緒に書き込んだりしてくれる先生を見つけていくことがいい塾に出会えるポイントと言えるでしょう。
体験後の面談・フィードバック
授業後は、保護者への説明があります。
- 今日の理解度
- 苦手なポイント
- 今後の学習方針
などが共有されます。
このときに、「どれだけ具体的に説明してくれるか」が重要です。
個別指導塾の体験授業でチェックすべきポイント3つ
いざ個別指導塾の体験授業に行くことになったけれど、どんなところをチェックしておけばいいのかわからないというお子さんや保護者の方は多いですよね。
ここのセクションではチェックすべきポイントを3つに絞って紹介していきます。
① 子どものペースに合わせてくれるか
勉強が苦手な子ほど、「わからない」と言うこと自体が苦手です。
もっというと、「どこがわからない」のかが「わからない」というケースも多いです。
そのため、個別指導塾の体験授業ではすぐに答えを教える先生か、それとも待てる先生かをよく見てください。
実際に、最初は緊張してほとんど話せなかったお子さんが、授業の後半には少しずつ反応できるようになるケースはよくあります。
このときに、
- 焦らせず待ってくれる
- 小さな反応を拾ってくれる
先生であれば、その子は伸びやすいです。
「沈黙をどう扱うか」はかなり重要な判断ポイントです。
個別指導塾だからこそ、お子さんのペースに合わせて授業をしてくれるのかがポイントとなってきます。
② 教室の雰囲気や環境は合っているか
個別指導塾といっても、環境は塾によってかなり違います。
例えば、
- 静かで集中できるタイプ
- 少しにぎやかで話しやすいタイプ
どちらが良いかは、お子さんの性格によって変わります。
特に勉強が苦手な子の場合、“居心地の悪さ”がそのまま通塾ストレスになることもあります。
また、
- 自習スペースは使いやすいか
- 先生に声をかけやすい雰囲気か
なども見ておくと、入塾後のイメージがしやすくなります。
③ フィードバックが具体的か
体験授業後の説明は、塾の質が一番出るポイントです。
例えば、
- 「〇点でした」だけの説明
- 「この問題でここまで考えられていました」などの具体的な評価
この差はかなり大きいです。
実際、伸びる子は「できた部分」をきちんと認識できる環境にいる子です。
そのため、
- 小さなできたを見つけてくれる
- 努力の過程を見てくれる
塾の方が、長期的に成績が上がりやすい傾向があります。
個別指導塾の体験授業でよくある失敗例
個別指導塾の体験授業に行っていざ入塾してみたけれどうまくいかなかった・・・というパターンもよくあります。
では、どのような失敗例があるのでしょうか?
1校だけで決めてしまう
塾は相性が大きく影響するため、1校だけで決めるのはリスクがあります。
最低でも2〜3校は体験するのがおすすめです。
後に体験授業に行った塾の方が先生との相性も良くて通いやすかったというパターンも捨てきれないため、気になる塾があれば体験授業は複数行った方がいいです。
親の判断だけで決める
「ここが良さそう」と親だけで決めてしまうと、お子さんが通うのを嫌がるケースもあります。
必ずお子さんの感想も聞くようにしましょう。
あくまでも通って学ぶのはお子さんであるため、お子さんが「この塾に通ってみたい」という気持ちになれる塾を選ぶようにしましょう。
雰囲気だけで決めてしまう
「なんとなく良さそう」で決めると、授業内容が合わなかった…ということもあります。
雰囲気+指導内容の両方を見ることが大切です。
体験授業を受ける前に準備しておくと良いこと
体験授業をより有意義にするために、事前準備も大切です。
- 学校のテストや成績を持参する
- 苦手科目を整理しておく
- 子どもの性格(人見知り・マイペースなど)を把握する
また、説明の際に専門用語ばかりで話されないかもチェックポイントです。
勉強が苦手なお子さんほど、わかりやすく噛み砕いて説明してくれる先生の方が合いやすいです。
まとめ
個別指導塾の体験授業は、「合う・合わない」を見極める大切な機会です。
チェックしたいポイントは以下の3つです。
- 子どものペースに合わせてくれるか
- 教室の雰囲気は合っているか
- フィードバックが具体的か
体験授業は、「できる・できない」を判断する場ではなく、安心して通える場所かを確認する場です。
焦って決めず、お子さんに合った環境をじっくり選んでいきましょう。

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