秋の地方大会では、選抜高校野球2026に向けた大会となっているため、結果が大事になってきますが、選抜高校野球2026の出場校はいつ決まるのでしょうか?
選抜高校野球2026の出場校の決め方や、センバツには「21世紀枠」というものがありますが、どのようなものなのか気になりますよね!
そこでこの記事では、選抜高校野球2026の出場校はいつ決まるのか、どのようにして出場校は決められていて、21世紀枠とはどのようなものなのかを紹介しています。
ぜひ最後までお読みください!
選抜高校野球2026出場校はいつ決まる?
選抜高校野球2026の出場校は、選考委員会が設けられていて、選考のもとで出場校が決定します。
秋の大会の結果が選抜高校野球2026に出場できるかどうかを決める資料となるため、とても大事な大会となっています。
選抜高校野球2026は、秋の大会が終わってからやや時間が経ってからの出場校の選考となるため、対象となる学校はソワソワしてしまいそうですよね。
では、選抜高校野球2026の出場校はどのようにして決めているのか見ていきましょう!
選抜高校野球2026出場校はどのようにして決めている?
選抜高校野球2026の出場校は、選考委員会が設けられていて、そこで決められています。
選抜高校野球出場校は、
- 一般選考
- 21世紀枠
- 明治神宮大会枠
と、区分分けをされています。
では、各選考における決め方について紹介します。
一般選考
選抜高校野球2026にて一般選考は地区によって出場できる学校数が決まっています。
- 北海道1校
- 東北3校
- 関東・東京6校
- 東海3校
- 北信越2校
- 近畿6校
- 中国2校
- 四国2校
- 九州4校
秋に行われる各地方大会の結果をもとにして選抜高校野球2026の出場校が決定するため、秋の地方大会の結果は大事になってきます。
特に関東・東京の6枠や近畿の6枠は、優勝・準優勝校はほぼ確実に出場できるかとは思いますが、準々決勝などで敗れた学校などはどんな学校が出場するのかは秋の大会の成績に関係してきます。
21世紀枠
選抜高校野球2026では、21世紀枠の出場学校数は、東日本・西日本の区分分けをせずに2校と決定しています。
21世紀枠については詳しく次の項目にて紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。
明治神宮大会枠
選抜高校野球2026では、明治神宮大会で優勝した学校のある地区に与えられる1枠として「明治神宮大会枠」というものがあります。
要するに明治神宮大会で優勝した学校はほぼ確実に選抜高校野球2026に出場できるということになります。
選考委員会がどのような学校を選択するのか、予想するのが楽しみですね!
選抜高校野球21世紀枠とは?
春に開催されるセンバツ大会には21世紀枠が設けられています。
- 困難(自然災害や部員不足など)を克服し好成績を残した学校
- マナーの模範や文武両道を評価
- 129校以上の参加の都道府県ではベスト32以上の成績(それ以外の県ではベスト16以上の成績)
21世紀枠は希望を与えるという意味でも設けられている枠となっていますが、全国大会ということなので都道府県内でもある程度の成績を残す必要があります。
21世紀枠はまず各都道府県連盟からの推薦によって、各都道府県で1校決められます。
そして、各地区にて1校に絞られ、さらに最終選考にて全国で2校に絞られます。
では、過去のセンバツにおいて21世紀枠で出場した学校はどのような学校があるのでしょうか?
過去の選抜高校野球21世紀枠出場校
| 出場年 | 学校名(都道府県) | センバツでの結果 |
|---|---|---|
| 2001年 | 安積(福島) 宜野座(沖縄) | 初戦敗退 ベスト4 |
| 2002年 | 鵡川(北海道) 松江北(島根) | 2回戦敗退 初戦敗退 |
| 2003年 | 柏崎(新潟) 隠岐(島根) | 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2004年 | 一関一(岩手) 八幡浜(愛媛) | 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2005年 | 一迫商(宮城) 高松(香川) | 2回戦敗退 初戦敗退 |
| 2006年 | 真岡工(栃木) 金沢桜丘(石川) | 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2007年 | 都留(山梨) 都城泉ヶ丘(宮崎) | 初戦敗退 2回戦敗退 |
| 2008年 | 安房(千葉) 成章(愛知) 華陵(山口) | 2回戦敗退 2回戦敗退 3回戦敗退 |
| 2009年 | 利府(宮城) 彦根東(滋賀) 大分上野丘(大分) | ベスト4 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2010年 | 山形中央(山形) 向陽(和歌山) 川島(徳島) | 初戦敗退 2回戦敗退 初戦敗退 |
| 2011年 | 大館鳳鳴(秋田) 佐渡(新潟) 城南(徳島) | 初戦敗退 初戦敗退 2回戦敗退 |
| 2012年 | 女満別(北海道) 石巻工(宮城) 洲本(兵庫) | 初戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2013年 | 遠軽(北海道) いわき海星(福島) 益田翔陽(島根) 土佐(高知) | 2回戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2014年 | 小山台(東京) 海南(和歌山) 大島(鹿児島) | 初戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2015年 | 豊橋工(愛知) 桐蔭(和歌山) 松山東(愛媛) | 初戦敗退 初戦敗退 2回戦敗退 |
| 2016年 | 釜石(岩手) 長田(兵庫) 小豆島(香川) | 2回戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2017年 | 不来方(岩手) 多治見(岐阜) 中村(高知) | 初戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2018年 | 由利工(秋田) 膳所(滋賀) 伊万里(佐賀) | 初戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2019年 | 石岡一(茨城) 富岡西(徳島) 熊本西(熊本) | 初戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2020年 (コロナ禍のため交流試合のみ) | 帯広農(北海道) 磐城(福島) 平田(島根) | 勝利 敗戦 敗戦 |
| 2021年 | 八戸西(青森) 三島南(静岡) 東播磨(兵庫) 具志川商(沖縄) | 初戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 2回戦敗退 |
| 2022年 | 只見(福島) 丹生(福井) 大分舞鶴(大分) | 初戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2023年 | 石橋(栃木) 氷見(富山) 城東(徳島) | 初戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2024年 | 別海(北海道) 田辺(和歌山) | 初戦敗退 初戦敗退 |
| 2025年 | 壹岐(長崎) 横浜清陵(神奈川) | 初戦敗退 初戦敗退 |
選抜高校野球2026での21世紀枠候校は?
選抜高校野球2026での21世紀枠候補校の名前が上がり次第、紹介したいと思います。
| 都道府県名 | 21世紀枠候補校 | 秋の大会の結果 |
|---|---|---|
| 北海道 | ||
| 青森県 | ||
| 岩手県 | ||
| 宮城県 | ||
| 秋田県 | ||
| 山形県 | ||
| 福島県 | ||
| 茨城県 | ||
| 栃木県 | ||
| 群馬県 | ||
| 埼玉県 | ||
| 千葉県 | ||
| 東京都 | ||
| 神奈川県 | ||
| 山梨県 | ||
| 長野県 | ||
| 新潟県 | ||
| 富山県 | ||
| 石川県 | ||
| 福井県 | ||
| 岐阜県 | ||
| 静岡県 | ||
| 愛知県 | ||
| 三重県 | ||
| 滋賀県 | ||
| 京都府 | ||
| 大阪府 | ||
| 兵庫県 | ||
| 奈良県 | ||
| 和歌山県 | ||
| 鳥取県 | ||
| 島根県 | ||
| 岡山県 | ||
| 広島県 | ||
| 山口県 | ||
| 徳島県 | ||
| 香川県 | ||
| 愛媛県 | ||
| 高知県 | ||
| 福岡県 | ||
| 佐賀県 | ||
| 長崎県 | ||
| 熊本県 | ||
| 大分県 | ||
| 宮崎県 | ||
| 鹿児島県 | ||
| 沖縄県 |
選抜高校野球2026概要
大会名:第98回選抜高校野球大会
開催日:2025年3月19日(木)〜4月1日(水)
組み合わせ抽選会:2025年3月6日(金)
出場校数:<一般選考>29校
<21世紀枠>2校
<神宮大会枠>1校
まとめ
選抜高校野球2026の出場校は秋の地区大会の結果によって決まっています。
各地域によって出場学校数が決まっているため、秋の地区大会で上位に入ったチーム(優勝・準優勝など)は、選抜高校野球2026に出場できる可能性が高くなります。
秋の地区大会の結果に加えて、その後に行われる明治神宮野球大会において優勝したチームがある地区では、もともとあった出場枠に加えて1枠出場枠が増えるようになっています。
また、選抜高校野球においては、21世紀枠もあるため、秋の地方大会にてベスト8ほどの結果を残したチームで、各都道府県から推薦を受けていれば選抜高校野球に出場できる可能性も広がっています。
全ての出場校については、2026年1月30日(金)に発表されるため、選抜高校野球2026を楽しみにしている人は年明けの情報をしっかりチェックしておきたいところですね!

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